最近、業務用食器卸業者には提案力が欠けている。

これには様々な原因があると思います。

私がこの仕事を始めた20年前は、料理を盛るお皿、飾り付などを提案出来る卸業者は沢山いました。

これは、和食のお店が強かったため、和食の料理長に付いて行くため各業者が大変勉強をしていたからです。

和食は四季を表すため、一皿に様々な要素を落とし込みます。岡山は、京都、大阪で修行された和食の料理人の方が多く、私も大変鍛えられました。

しかし、インターネットの普及などで、提案までする卸業者は減り、価格で勝負することがメインとなりました。

お客さんは、インターネットや、YouTubeで飾りなどを調べ「こんな商品ないですか？」と、業者に問い合わせる形になりました。

卸業者も、人手不足と提案までは手が回らなくなったのと、和食以外の飲食店が増え、日本ほど飾りなどの知識もいらなくなりました。

ただ、私はどの国の料理でも飾りの知識は役にたっていると思います。

日本でお店を出す限り、日本人のお客様が来られるはずです。日本人は飾りが好きなんですよね。

また外国の方だって喜んでくれます。

創作居酒屋など、飾りで単価を上げる方法だってあります。お客様の満足度にも繋がっているのです。

当社は、積極的に飾りや、演出の提案も飲食店様にします。

その後、飲食店様に熟考して頂き、出し方は決めて頂いたらいいので、一度は話を聞いてもらいます。

飲食店様も、来られるお客様のために大変真剣に聞いてくださいます。

もし、当社の様な業者をお探しの飲食店様はご連絡ください。